魂の武器
- 2010/07/21
- 01:23
武道の目的は大会における勝利にあらず、人生の勝利者を目指せ!って思います。
しかし、大会での勝利を目指す時ほど、頑張れて、燃えることってありません。だから大会は、選手にとって特別に大切な舞台です。
サッカーのワールドカップもそうでしたが、スポーツの大会には、人生で味わう素晴らしいものが全てつまっているような気がします。
努力、汗、涙、友情、感動、・・・etc.
本気で取り組んで初めて、感じ得ることってあります。
私にとって、空手は『魂の表現』です。
目に見えない魂を見える形にするもの。
闘争本能をむき出しにして、吠えて、肉体を躍動させるとき、魂が見える形となって現れます。
突き出す拳の先には、生と死が交差します。
勝負は、一瞬。
この一瞬のために、何千回、何万回、突いて蹴って汗を流したか。
“一瞬”に心を集中させて、無になって、対峙するのは己の本性です。
形において、組手において、表現するのは技術でなく、「俺の魂だ!」
試合会場という8メートル四方の空間で、本当の自分になる。
それが武道の闘いだって思って殺気を放っていました。
二度とない一瞬のために、今しか感じ得ることができない魂の体現のために、本気になって自分を懸けて試合に挑め、SAMURAIたち!

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